安藤 美樹
あんどう みき
Miki Ando, M.D., Ph.D.
順天堂大学大学院医学研究科 血液内科学 主任教授
略歴
順天堂大学血液内科入局後、進行期NK細胞リンパ腫に対する新規治療法の開発をテーマに基礎研究を開始。
2005年医学博士取得。2011年より米国ベイラー医科大学でMalcolm K. Brenner教授の博士研究員となり、自殺遺伝子iCaspase9(iC9)によるアポトーシス誘導システムを応用したがん治療の開発に携わる。
帰国後は東京大学医科学研究所中内啓光教授のもと、iPS細胞由来CTL療法におけるiC9安全システムを構築。2015年4月より日本学術振興会特別研究員(RPD)、2016年4月より順天堂大学輸血・幹細胞制御学准教授。EBウイルス関連リンパ腫に対する、iPS細胞由来若返りCTL療法の前臨床試験を開始。
2017年4月より東京大学医科学研究所幹細胞治療部門非常勤講師併任。2017年12月より順天堂大学医学部血液学講座准教授として実臨床を目指した研究を継続。
2018年度よりAMED再生医療実現拠点ネットワークプログラム 技術開発個別課題に“子宮頸がんに対するiPS細胞由来ユニバーサルCTL療法の開発”が採択。
2021年度よりAMED再生医療実用化研究事業に採択、ゲノム編集により多くのがん患者に迅速に使用できる画期的な新規治療開発を行い、臨床研究を目指している。2021年10月より順天堂大学大学院医学研究科血液内科学主任教授。
受賞学術賞
2015年 1月 第18回武田科学振興財団生命科学シンポジウム
Excellent Poster Award
2015年 9月 第7回血液疾患免疫療法研究会学術集会 優秀演題賞
2016年 6月 ISSCR 2016 Annual Meeting Travel Award
2018年11月 順天堂大学医学部学術奨励賞
fellowship
1995年5-6月 医学教育振興財団「英国大学医学部における臨床実習のための短期留学」
履歴及び職歴
平成9年3月 | 順天堂大学医学部 卒業 |
平成9年5月 | 順天堂大学医学部附属順天堂医院 内科臨床研修医 |
平成12年4月 | 順天堂大学医学部内科学血液学講座 専攻生 |
平成14年10月 | 順天堂大学医学部附属浦安病院 第2内科 助手 |
平成15年4月 | 順天堂大学医学部血液内科学講座 助手 |
平成17年10月 | 順天堂大学医学博士 学位授与 |
平成19年1月 | 順天堂大学医学部血液内科学講座 非常勤助教 |
平成23年2月 | MD Anderson Cancer Center Dr. Andreeff 研究室 trainee |
平成23年6月 | Baylor College of Medicine,Center for Cell and Gene Therapy 博士研究員 |
平成25年4月 | 東京大学医科学研究所 幹細胞治療研究センター 幹細胞治療分野 特任研究員 |
平成27年4月 | 東京大学医科学研究所 幹細胞治療研究センター 幹細胞治療分野所属 |
日本学術振興会 特別研究員(RPD) | |
平成28年4月 | 順天堂大学医学部輸血学研究室、大学院医学研究科輸血・幹細胞制御学 准教授 |
平成29年4月 | 東京大学医科学研究所 幹細胞治療部門 非常勤講師(併任) |
平成29年12月 | 順天堂大学医学部内科学血液学講座 准教授 |
令和3年10月 | 順天堂大学医学部内科学血液学講座 主任教授 |